[CI&T Learnings 2] コソーシングモデルの構築

by: The CI&T Team

Co-sourcing Impact
Posted on 8月 24, 2020

コソーシング:素早く成果を挙げる秘訣
次々と変わる市場のニーズに、革新的で効果的かつ迅速な方法で対応するには、コラボレーションに基づくワーキングモデルが大切です。

 

数年前から、企業がデジタル環境で生き残るためには、協働型・複合型のワークモデルを採用することが推奨されています。そこから少しずつ、多様な経営モデルを取る企業が増えてきました。イノベーションを運営から切り離して考えるのか;単にデジタル化の法則に習って、チーム制を採用するのか;または徐々に、企業全体に影響を及ぼすような大きな市場の変化にも適応できるよう、変革を起こしていくのか。

 

CI&Tは、後者を採用しました。企業にとっての真の価値、つまり期待されるデジタル変革は、一貫した業績に基づいて、確実な変化が徐々に確立されて初めて実現・拡大をすることが出来ます。イノベーションの真髄は、企業にデジタル化を浸透させることではありません。それは、あくまでもプラスアルファ的な存在に留まります。また、独裁的なリーダーが率いるチームには自律性や平等性、効果的なコラボレーションが無いので、結局昔ながらの階層的な運営モデルを繰り返し、デジタル変革を妨げる要因にもなり得ます。

 

当社のデジタル変革モデルであるリーン・デジタルは、顧客に焦点を当て、エンド・ツー・エンドで行います。担当チームは、常に同じ目標に向けて仕事を進められる、多様性に富んだ構成であることを基本としています。また目標は、常に顧客のニーズに焦点を当てたものであり、中長期的な納期スケジュールや計画目標を達成することではありません。今の市場のように不安定な環境では、綿密な計画を事前に立てても無意味になりがちだからです。

 

また、担当チームは、異なる分野の専門知識を持つプロフェッショナルで構成されています。そして各メンバーが、コラボレーションやアイデアの交換、責任や価値の共有を行うべく働きかけます。これはコソーシングと呼ばれる形式で、価値観、メンバー同士の繋がり、創造性、それぞれの経験と知識が、会社のインテリジェンス向上へと繋がります。

 

メンバーが多様であればあるほど、コソーシングの質が高まり、顧客のニーズを満たす効果的なソリューションを構築することが可能になります。そして、イノベーションの力を更に高め、良い結果へと繋がるのです。チームが自律的で、自由で、入念に準備をすればするほど、方向転換が必要な場合も、素早く対応ができます。

 

課題は企業の宝
しかし、このようなコソーシングモデルを確立するためには、一歩引いて全体を見る必要があります。リーダーは、メンバーが自律性向上や、実験検証、学習を行っていく上で、サポート役となれるよう、準備をしなければなりません。「失敗は成功のもと」という考えを持ち、それを許すことのできるメンタルを持ち合わせたリーダーが必要です。

 

そしてこれこそが、私たちの教訓「課題は企業の宝」です。これは、リーン経営哲学から来ており、当社の運営モデルや考え方の基礎となっています。「課題は避けられないものであり、成長と継続的な改善プロセスを構成する有益なものである」という考え方が企業文化の一部となっています。言い換えれば、リーダーは逆境に強く、チームが自由に挑戦、実践し、イノベーションを起こすためには、ミスも当然あることを理解しなければならないということです。

 

ここまで出来て初めて、課題の特定と解決を迅速に行い、より準備が出来ているチーム、よりアジャイルな企業、そしてビジネスのためにより良い結果を生み出す学習システムを組み立てることが可能になります。

 

コソーシングに向けてチームの準備を整える方法
コソーシングに向けてチームの準備を整えるため、CI&Tではリーン経営哲学を使用します。その中でも重要なのが、コラボレーションを促進し、チームが効率的に日々の業務をこなせるように、私たちの変革をサポートしてくれる、アジャイル手法とデザイン思考の実践です。リーンの巨匠ジョン・ショークの言葉と、私たちの経験から言えることは、新しい環境に置かれた時に行動を変えるのは当たり前ですが、その行動の変化こそが企業文化を変える唯一の方法なのです。

 

「文化を変えるには、人々の考え方ではなく、行動を変えることから始めるべきである。」

ジョン・ショーク、How to Change a Culture: Lessons from Nummi, MITSloan

Management Review 2010より

 

コソーシングモデルを導入する方法について、詳細を知りたい方は、以下のリンクをクリックして、当社が作成した CI&T Learnings をご覧ください。当社の文化・構造における変革モデルであるリーン・デジタルや、オペレーションを構築し、お客様をサポートする上での事例、ツール、手法、実践についての情報が掲載されています。 この資料が、あなたとあなたの会社の業務変革のプロセスにおいて、独自のコソーシングモデルを開発するお役に立てれば幸いです。さあ、今こそ変革の時です。CI&T Learningsへのアクセスは、こちらから!