agile journey

企業のアジャイルな成長と継続的な道のり

CI&T
04/26/2019
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本稿は米国CI&Tの Agile Growth and the Continuous Journey の翻訳版です。

変化の必要性に気づくだけなら、実際に実行するよりも簡単かもしれません。

計画と実施の段階でチームがつまづいてしまい、デジタル変革どころか施策の停滞と選択肢の過多に埋もれてしまうのはよくあることではないでしょうか。また、ビジネス要件ごとに適切なテクノロジーを選択する段階になって、チームが途方に暮れてしまう場合もあります。

 

デジタル変革とは継続的なプロセス

どんな解決策があるのでしょう?まず、企業のデジタル変革とは、目的ではなく継続的なプロセスだという事実を受け止めることが重要です。この道のりは顧客と共に歩みますが、顧客はみなシームレスな体験を期待しているのです。

しかも、デジタルへの一歩を踏み出した瞬間から、ビジネス戦略の変化に対する俊敏性と柔軟性を求められるようになるまで、考慮すべきことは無数にあるのです。

 

顧客価値ドリブンなアジャイル

どこから始めるべきでしょう?ビジネスはひとつひとつ異なり、さまざまなレベルのデジタル成熟度で実施されていますが、アジャイルの方法論とデザイン思考は、短期間で失敗を積み重ね最終的に成功に至るための強力なアプローチです。

少し強引ですが、指揮統制型マネジメントを革新的に置き換えるのがアジャイルである、と捉えてみましょう。顧客中心に各種領域をまたぐ多能的チームとして組織を再編することで、収益成長を加速し、意思決定の統合を促進するのです。

 

デジタル時代の成功への道

デジタル化への道のりの中で、あなたはいくつかの施策を同時に検討することになるかもしれません。ここでは、どの施策がより期待できるのか合意し、全力でつき進むことが重要です。

しかし、ビジネスに最も意味があるのは、最終的には施策でないかもしれません。それゆえ、評価し適応するための適切なメカニズムが整っていなければなりません。同様に重要なのは、アイデアを生み出してから市場に投入するまでのサイクルを短くすることです。

そして、より実践的には定期的に進歩を評価できるよう中間目標をいくつか置きましょう。そうすれば目前の仮説が失敗したとしても、プロジェクト全体は生き残ります。

 

ビジネス部門と大組織の力を活かすには

米国有数のメディア企業のiHeartMediaでソフトウェアエンジニアリング部門を率いるPrzemek Czarnecki氏は、デジタル化の初期段階における営業、戦略、ITという3部門の重要性を示唆しています。

まず、営業部門は、デジタルと従来の両チャネルの間に生じる競合状況の調整が何より重要である、というCzarnecki氏は訴えます。

また、戦略部門は、顧客体験を向上させる観点から、そもそもの経営理念を考慮する必要があります。

さらに、IT部門は、新しいテクノロジーに精通し、そのトレンドを会社にとって意義ある改善に変換できる、先見性のあるリーダーが先導すべき、と同氏は言います。

 

アジャイルという道のり

魔法のように結果を生む銀の弾丸は存在しません。しかし、これまでの20年以上の経験と、コカコーラ、モトローラ、ファイザーといった世界のリーディングカンパニーとのビジネスの成功から、最も重要な教訓の1つを学びました。

それは、アジャイルであるということが、企業を成功に導くのに大いに役立つということです。